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THE BACK HORN のカップリングはマジで名曲

こんにちは。昨日と一昨日ぶりですね。THE BACK HORNについてまだまだ語ろうではありませんか。

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このバンドすごいんですよ。何がすごいって、カップリングですよ。カップリング曲がすごいの。

 

カップリング曲とは

【coupling track】 「カップリングトラック」

シングルリリースされた音楽商品で、タイトル曲以外に収録されたものをさす。B面。2曲目以降の曲。

 

つまりまあ表題曲以外のそこまで力を入れられてないであろう曲。

でもカップリング曲が良くないってのはまあそれは当然というか、力を入れるのなら普通それを表題曲にしますよね。力をそこまで入れてないからこそ、表題曲にカップリングされる。だからカップリング曲に名曲が少ないのは当然のことではあります。でも、バックホーンに至ってはそんなことがないのです。僕は古参ぶったファンにありがちな、〜に捨て曲なんてないから〜みたいにありふれたセリフを言いたい訳じゃないです。ただ、本当にバックホーンにはカップリングに名曲が多いんです。

それでは、その事実を今から証明していきたいと思います。

 

サイレン

 

THE BACK HORNの"サイレン"をApple Musicで

以前紹介した、世界樹の下でのカップリング曲です。彼らが持つ凶暴さと純粋さを凝縮したような一曲。暴走するドラムのビートに呼応するようにがなるボーカル。サビの落としフレーズでの裏打ちハイハットのアクセント。そしてまた上がり続ける曲のペース。最後まで駆け抜けていく激しい一曲となってます。

 

世界に牙を突き立てるような狼に憧れてる

 

から彼らの凶暴さを感じますね。

 

退屈な街抜け出した夜何か変わると信じた

 

からは彼らの純粋さを感じ取れます。まるで少年の頃のような想いの強さがあるみたいです。

 

そしてこのフレーズが最高すぎる。頭からずっと離れてくれない一説。

 

野良犬のような俺たちの日々は

死にたくなるほど自由さ

 

死にたくなるほど自由って言葉が最高。

何にも縛られてない、自由だからこそ死にたいと思うことができる。逆に死にたいって思うようなことがもしあったとしたら、それはそれだけ君が自由だから。そう思うだけで少し気が楽になります。

 

駆け抜けて行け何にも媚びるな

世界さえ変える笑顔で

 

何にも媚びるなという言葉に、彼ららしい姿勢が表れています。社会や大人に媚びず、彼ららしい音楽をひたすら鳴らして来た彼らだからこそ説得力のある言葉。

 

夜明け前手をかざしたら

真実が透けて見えた

 

最高!!!!!

 

 

思春歌

 

THE BACK HORNの"思春歌"をApple Musicで

思春歌ですよ。

このタイトル、ヤバくないですか?このタイトルだけで絶頂モノでしょこんなものは。THE BACK HORNがですよ。あの真っ暗でダークな世界観を歌わせたら右に出るものはいない、あのバンドが…

思春期の思春に歌をくっつけて思春歌ですからね。このタイトルと歌詞を詩集「生と死と詩」ではじめて見たとき僕は感動で震えましたマジで。

でも生命線のカップリングだから聞こうにも聞けない、なんて思ってたらまさかのカップリング全曲収録のアルバムが発売されて、満を辞してこの曲を聴いた訳です。

結果、最高。

青過ぎて号泣です。こんなん僕大好きですからね。

 

思い出してたこの街に来た頃

夢だけ食ってれば生きていけた日々を

 

くーーー!若い。

 

俺は知ってた大人たちは嫉妬してる

凶暴な若さに

 

大人を憎んで

世界を憎んで

 

こうやって大人に向けて敵意剥き出しの歌を歌うバックホーンは本当にカッコいいです。サニーとかもそう。

いつだってガキんちょの心動かすのがロックだよな。あいつらに届かなきゃロックじゃない。だって俺もガキの頃騙されたからって誰かが言ってたけどマジでそうでしょ。

 

歌おうぜあの夜みたいに

空のフロア睨みつけかき鳴らしたギター

 

サビの真っ直ぐなメロディに乗せてこんな真っ直ぐな歌詞歌われたらもう真っ直ぐ過ぎて直視出来ねえ…!ってなりますね。でも真っ直ぐ受け止めて聴ける人の為に真っ直ぐ歌われてるんですから真っ直ぐ受け止めて真っ直ぐ聴くのが一番真っ直ぐな聴き方ですよね。真っ直ぐがゲシュタルト崩壊してきますかね?知らないですけど。

 

ていうかもうメロディが完全に泣かせにきてるんですよ。泣きメロの極みみたいな。そういうコードにそういうメロディにそういうバンドサウンド。一回本当に聞いてほしい。

 

未来なんて言葉さえも知らずに生きていけた

 

青過ぎて反則級の歌詞がひた並んでますね。

 

声が枯れて掠れても

聴こえる歌がある

 

名曲や…(T-T)

 

番茶に梅干し

 

THE BACK HORNの"番茶に梅干し"をApple Musicで

濃い選曲が2曲も続いてしまったので、最後はこの生活感に溢れる曲で締めようと思います。全曲カップリングなのに余裕で濃い選曲になってしまうところがバックホーンの凄いところ。でもこの曲もすげー染みるんですよね。心にくるって意味で言えば一番かもしれない。僕らに身近な、日常生活に寄り添った名曲。

アコーディオンにクリーントーンなギターが重なって今までと違った落ち着いた生活感のある雰囲気を感じます。

 

何にも始まらなかった歴史のスキマの一日
少し暑くて長かったそんな今日が終わってく

 

僕いまニートみたいな本当にクソみたいな最低の何も始まらない毎日を送ってるんですけど、これ聴くと本当に心の底まで染み渡って優しさに泣きそうになります。

 

蛇腹をめくるような毎日を誰もが過ごしているさって
自分に言い聞かせても何故か辛いのは自分だけだって気がする

 

本当に分かるんですよ。みんながみんな辛い思いをしているって思っても、そう言い聞かせてもやっぱり辛いのは自分だけって気がしてしまって。

そうして自分の狭い部屋に帰る。

 

帰る場所はいつもの薄暗いあの部屋さ 独り
産まれた町を離れて生きたい生きたいって
気が付けばいつも自分のことだけ考えてる

 

僕はいつも自分のことだけ考えている。この歌を聴くと、そんな自分をすこしでも認めてもらえたような、分かってもらえたような気持ちになります。

 

純粋なことに心惹かれてもキレイなだけじゃ役立たずさ

 

僕はバックホーンの歌のテーマとして、純粋というものがあげられると思います。でも、この歌詞にドキリとさせられます。だからこそ、彼らは純粋や希望とういキレイなものを描くと同時に、不純や絶望、闇というキレイでないものを描くのかもしれません。

 

罪のないのは青ばかりだろう 空の青 海の青 青い春

 

本当にそうかもしれないですよね。

 

番茶に梅干し潰して飲んだらウマいんだぜ本当に

 

今度、試してみようと思います。もし美味しかったら、くだらない毎日の中でもすこしは笑えるのかもしれません。

 

曲紹介は以上になります!カップリングだけでもこんな名曲がたくさんあるんですよ。バックホーンは底が知れない。でもカップリングなのに、pvまであるレクイエムとか、疾走感のあるロックチューン楽園とか、和の雰囲気が溢れる桜雪とかまだまだ名曲たくさんありますからね。本当にカップリング曲が良すぎるんですよ。多分ですけど、彼らはアルバムのテーマに添えない程の強烈なテーマのある曲を、カップリングに使ってるのではないでしょうか。色が強過ぎてアルバムに入れられないような。だからこそこんなにも個性的な名曲がカップリングに多く存在するのだと思います。明らかに名曲が多すぎますからね。笑

長くなりましたが、お付き合いありがとうございました。

 

タネもしかけもありませんそれではまた明日。