こんにちは、やっすです。しんどい季節がやってまいりました。梅雨。死にてえ。
今日はこのバンドの紹介をしたいと思います!
Ringo-Toneってロックバンド知ってますか?
圧倒的なメロディセンスに重厚なコーラスワーク、甘いけどキツい毒もあるスリリングな歌詞が魅力なスリーピースロックバンド!
なんですけど、僕が思ってるよりみんなに知られてない気がする…
こんなに良いバンドなのに!
ということで、Ringo-Toneをもっと沢山の人に知ってもらうために記事を書こうと思いました!よろしく〜。
僕とRingo-Toneの出会いはSOUND YOUTHという大学生の軽音サークル内のオリジナルバンドコンテストの決勝ライブでした。
mcでの、「僕らの作った音楽が、僕らの知らないところで、僕らの知らない効力を発揮しますように。」という言葉や、演奏の上手さ、そして圧倒的な曲の良さにとても惹きつけられました。
その日のバンドで一番良かった。
と思ってたらやっぱり見事その所属サークルは優勝、ベストベーシスト賞にはRingo-Toneのベース、まさしさんが選ばれるなど華々しい結果を残すことに。
そんでその日に貰った無料配布のデモCDを改めて聴くと、これもまた良くてどハマりしたのが始まりですね。
それでは、そんなRingo-Toneのおススメ曲を紹介していきます。
まずは、そのデモCDにも入っていたこの曲!
- 君とアイロニー
イントロのお洒落なギターからすでに好きです。そのおしゃれイントロからAメロBメロとシャレオツに転調していきます。ベースラインとドラムフレーズははどこを取ってもおっしゃれですよね。そんでサビではかなり小洒落たメロディーを聴かせてくれます。
お洒落という言葉だけでどれだけ曲の良さを伝えられるか試したんですけどバカ丸出しになってしまった。ごめんなさい。
でもお洒落な曲なのは本当です。でもただお洒落なじゃなくて、それをスリーピースのJ rockとして落とし込んで良い曲となっているところは流石です。
歌詞についても見ていきます。Ringo-Toneの歌詞は散文的に様々なフレーズが飛び出すことが多いです。
ようこそ俺のアイロニー
秘密の都飛べない素面で徘徊
最後に笑ってたいだけ
全てが輪になってそれでも
掴んだサンデーナイト
ふむふむ。これは歌詞を様々なところから取って繋げたわけではないですよ。始まりのAメロの歌詞をそのまんま持ってきただけ。
自分の脳内秘密の皮肉の世界に招待して、素面で都を徘徊、笑ってたいから輪になるけどそれでも日曜の夜を掴んだと。へーなるほどね。ふむふむなるほど。これはなるほど、興味深い。
難しいですよね。さすがアイロニー、考察が一筋縄ではいかない。
だからこそ、誰かとRingo-Toneの歌詞考察をああでもない、こうでもないって話し合うの楽しそうですよね。
そんでたまに、息を飲むようなキラーフレーズが出てくるところが憎いんですよね。
くだんない昔を塗り替えるような
センチメンタルだぜ、胸が痛いんだぜ
今君に会いたい
ここら辺とか最高。突然、こういう良い言葉が出てくるから、良い言葉がより深く印象付けられます。くだんない昔を塗り替えるとか本当良い言葉。俺の人生のテーマかよ。
マジで良い曲、さすが俺がハマったきっかけのうちの一つ。
さあまだまだいきますよ、次はこの曲!
- 新しい街
新しい街で、新生活を迎えるあなたの背中を力強く押してくれる応援ソング!
聴いてると前向きになれますよ。
Ringo-Tone初にして唯一のシングル曲なのでやっぱりクオリティが高い。
イントロの印象的なリフはBIG MUFFを踏んでますね。ライブで確認したんで多分合ってます。あれ、ギタリスト感出ちゃってます?僕のギタリスト感、出ちゃいましたね。僕もマフ持ってる系ギタリストなので、てへ。
これはPVもあるので是非見ていただきたい!
Ringo-Toneはこんな人たちなのかってのが一発で伝わるはず。すげー楽しそうに演奏してて良いですよね。ライブもこんな感じなので楽しいですよ(^-^)
あ、曲紹介しますね(^-^)
今回も散文的な歌詞フレーズは変わらないのですが、明確に新しい場所というテーマがあります。
今日から旅に出るよ
新しい街で涙ぐむ君の
グッドラックさあ行け
フレーフレー
などなど。アッパーな曲調も相まって元気が出ますね!
また、随所にキラーフレーズがあるところも変わらず。
思うほど悪かないな世界
雨に打たれてもSing’in the rainと笑う
大丈夫心配ないぜそれじゃどこかで
とかね!ここら辺やっぱりめっちゃ良いですね。
そんでRingo-Toneはコーラスがすごい。
ギターボーカルのたけしさんとベースコーラスのまさしさんは実の双子!だから二人の声にも親和性があります。
また、ドラムの樋口さんは吹奏楽出身で音程を取るのが上手く、3人全員が歌を歌えるという編成。
二人ともコーラスがとても上手いので、ライブで確認しないとどっちがどこを歌ってるのか分からないくらいです。笑
だからRingo-Toneはスリーピースの物足りなさを感じることもなく、むしろ音数が豊富なくらいです。
新しい街も、
大丈夫心配ないぜそれじゃどこかで
のコーラスとか激アツなので是非聴いてほしいです!
それでは、最後はRingo-Toneで僕が一番大好きなこの曲を!
- 赤い妖怪
赤い妖怪は本当に最高です。ジバニャンじゃないです。多分。
疾走感が半端じゃない、Ringo-Toneで一番の名曲だと思います。
このワンツーって掛け声、世界一かっこいい曲の始まり方なんじゃないか?知らんけど。で、一瞬の空白から始まるザ・テレキャスターといった感じのイントロ。どんな感じやねん。でも聴いたらわかるっしょ。これよ。
Aメロの
夏のせいで隅まで狂っている
体温が高まっていく
彼女は今日も溶け出してるよ
もうめっちゃ夏!赤い妖怪って絶対夏の魔物でしょ!知らんけど!
でBメロの
愛憎増して君が往来
で一瞬の休息
と思いきや
急げ
でまたスピードアップ!
で
サビでガン泣き。
ガン泣きですよこんなものは。
だって
最終電車の上君が消えてしまって
どうやったってもう戻れないから
赤い妖怪になって賽は掌の上
涙見せないように笑ってたんだな
だからね!切なすぎやろ!最終電車の上ってところが妖怪っぽいですよね。中じゃないからね。上だから。振り落とされそう。
でもどうやっても戻れないことってあるんですね。人間って。だから赤い妖怪になって、賽は掌の上。同じ目が揃ったら時間戻るとかですかね。分からんけど。
そんで涙見せないように笑ってたとか。切なすぎかよ!
って感じです。サビでガン泣きしたい人は是非。
通っぽく言わせてもらうと、サビの4つめのコードであえてマイナーコードを持ってくるところがエモですね。戻れないからのところね。あーエモい!
サビのコーラスがまた良い味出してますよね。
重厚なコーラスワークってこれですよ。
スリーピースとは思えないくらいですね。
そして、
僕は1人になっていくんだ
からの
壮麗
で曲が終わります。
切ないけど美しい、って感じですね。
あーいい曲。これは是非みなさんにも聴いてみて欲しいです!
ということで、どうでしたかRingo-Tone。気に入って頂けたならとても嬉しいです。言ってくれればCDだって貸しますよ。現在入手困難の1st以外なら全部あります。でも今全部亮介に4ヶ月くらい貸しっぱなしなので、彼がパソコンに曲を落とせるようになるまで待ってあげてください。
ライブも行きたいな!気に入った人は是非ライブも行きましょう。それではさようなら。